スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

経理業務を如何にコストダウンするか? (その7)

こんにちは、NC大西です。

「経理業務を如何にコストダウンするか?」の7回目です。
仕訳作成をIT化するメリットの続きです。

4.コストダウン
仕訳の作成(入力を含む)とそのチェック作業の時間が大幅に減少するので、少ない人員で経理業務が回っていきます。
一般的に固定費だと思われている人件費が相対的に低下するのです。

例えば、あなたの会社で雇用している経理担当者の人件費は、200,000円/月であったとしましょう。
これは毎月支払わなければならないものですから、動かしがたい固定費だと思われるのももっともなことです。
1ヵ月を20営業日だとして、1日8時間労働だとすると、1ヵ月の仕事が可能な総労働時間は160時間になります。
従って、労働時間と時給と言う概念で考えてみると、次の式が成立します。

200,000円 = @1,250円/h × 160h

総労働時間が一定だとすると、人件費をカットしなければ時給も下がらないので、この式ではあまり意味がありませんね。

ここで視点を変えてみましょう。
総労働時間ではなくて、こなせる仕事の量で考えるのです。
例えば、この経理担当者が1ヵ月に出来る仕事の量は1単位だけだとすると、先の関係式は次のようになります。

200,000円 = @200,000円/単位 × 1単位

仮に4単位の仕事を1ヵ月でこなそうとすると、1単位の仕事しかできない人を雇えないとするならば、4人も雇わなければなりません。
従って、かけなければならない人件費は、

800,000円 = @200,000円/単位 × 4単位

これでは人件費ばかりかかってしまいますよね?

それではどうするのか?

それは次回でお話しいたします(^_^)

NCロゴ小
みんな元気で! NEXT CENTURY

経理業務を如何にコストダウンするか? (その6)

こんにちは、NC大西です。
「経理業務を如何にコストダウンするか?」の6回目です。

仕訳作成をIT化するメリットから考えてみましょう。

1.効率化
仕訳を手入力する時間が省略されるとともに、アプリケーションが元データをそのまま会計データへ変換してくれるので、正確に、重複なく、漏れなく処理されます。

会計は、仕訳の集積です。
日常の会計業務の大半は、
① 預金の入出金にかかるもの
② 売上計上にかかるもの
③ 仕入計上にかかるもの
だと思います。

これらに関係する仕訳のエビデンスは、今ではほとんどがデータで入手することが可能となってきています。
せっかくデータを採れるのに、これを一旦紙で出力してから頭で仕訳を考えて会計ソフトへ手入力するのは、ナンセンスだと思いませんか?

2.迅速化
経理業務が早くなるため、月次試算表などが早く提供できるので、タイムリーな意思決定が可能になります。
仕訳の作成(会計ソフトへの入力を含む)は時間がかかることもさることながら、入力した内容が正確で、漏れがなく、重複がないかどうかについてのチェックも同程度の時間がかかります。
結果として、月次試算表を早く入手したくてどんなに業務が効率化されたとしても、仕訳の作成とチェックにかかる時間がボトルネックになっているのです。
大企業除いて、会計にとってこれが絶対的な前提であったと言っても過言ではないでしょう。

3.標準化
ヒトによって品質がバラバラになっていた仕訳作成が統一され、仕事の品質が一定レベルで維持されるようになります。
ヒトが仕訳を作成するということは、作成するヒトには会計的知識と経験が必要ですが、それはヒトによってまちまちで、場合によっては相当質の低い人が担当することもあります。
会計では、同じ事象に対しては同じ会計処理が要求されますので、これでは困りますよね?
アプリケーションの良いところは、一旦適切にプログラムが作られると、同じ作業を半永久的に繰り返すことにあります。
なので、仕訳の作成をIT化すると、圧倒的なボリュームを占める日常取引は一定の品質に標準化されていくのです。

長くなりそうなので、続きは次回に

NCロゴ小
みんな元気で! NEXT CENTURY

経理業務を如何にコストダウンするか? (その5)

こんにちは、NC大西です。
「経理業務を如何にコストダウンするか?」の5回目です。

【まちがう】【チェックに時間がかかる】【品質が一定にならない】を解決するには、どうしたらよいのでしょうか?

それは、可能な限りヒトにさせないことです。
サルにさせるのか?
ITにさせましょう。

ITにさせると、どういうメリット・デメリットがあるかを考えてみます。

メリットは6つ。
1. 効率化
2. 標準化
3. 迅速化
4. コストダウン
5. 見える化
6. バリアフリー

やっとコストダウンと言う文字が出てきました(^^)

デメリットは2つ
1. コストがかかる(イニシャル・コスト、ランニング・コスト)
2. 使い方を覚えないといけない。

ヒトからITに変えても、コストがかかるじゃないか!
あちらを立てればこちらが立たず・・・

まだまだ経理業務の道のりは遠い。

次回は来週の月曜日です。
良い週末をお迎えくださいw

NCロゴ小
みんな元気で! NEXT CENTURY

経理業務を如何にコストダウンするか? (その4)

こんにちは、NC大西です。
「経理業務を如何にコストダウンするか?」の4回目です。

ヒトが仕訳を作成する問題点は大きく3つあると考えます。
1. まちがう
2. チェックに時間がかかる
3. 品質が一定にならない

【まちがう】
仕訳にはいくつかの構成要素があります。
① 日付
② 借方科目
③ 貸方科目
④ 補助科目
⑤ 金額
⑥ 消費税区分
⑦ 摘要
などが一般的ではないでしょうか?
①~⑦のどれもが正確に作成されなければなりません。
また、同じ仕訳が重複してもいけませんし、漏れることも許されません。

【チェックに時間がかかる】
仕訳の作成を正確に・重複なく・漏れなく実施しようとすると、どうしても一次情報であるエビデンスと照合しなければなりませんよね。
これにかかる時間は、結構バカになりません。

【品質が一定にならない】
意外にこれも重要な問題です。
経理能力の高低によって結構バラつきが出てきます。また、ベテランの方でも同じ取引でも微妙に摘要や科目が変わったりして、後で検索するときに苦労したりします。

それでは、また明日(^^)

NCロゴ小
みんな元気で! NEXT CENTURY

経理業務を如何にコストダウンするか? (その3)

こんにちは、NC大西です。
「経理業務を如何にコストダウンするか?」の3回目です。

余程大きい会社で無い限り、日常業務にかかる仕訳の作成はヒトが行います。
これがとても大切なところです。

複式簿記は、12世紀頃のアッバース朝のイスラム商人が発明したものがイタリアを経てヨーロッパに広まったのだそうですが、その時から現在に至るまで「仕訳の作成」はヒトが行うことに変わりありません。
変わったのは、手書きの帳面をつけることからコンピュータへ手入力するようになったことぐらいです(その歴史さえ浅い・・・)。

とんでもない事実ですよね。。。何百年も殆ど変わっていないのですから。

どうして仕訳の作成はヒトが行わなければならないのでしょうか?
それは、会計的知見と複式簿記の技術、そして経験が必要だからです。

会計の目的はなんでしょうか?
それは、取引の事実=仕入れたものを販売して儲けるという商売の活動を、情報=試算表や決算書(貸借対照表や損益計算書)として提供することです。
儲かったのかそうでないのか、資産や負債はどれくらいあるのかは、試算表や決算書を見なければ判りません。

事実は、各業務部門が作成した証憑や帳票、あるいは、金融機関の取引明細書に一旦情報化されますが、その一次情報を仕訳に変換して分類・集計して試算表(あるいは決算書)という二次情報を作るのが会計業務です。

この、一次情報を仕訳に変換する作業に、会計的知見と複式簿記の技術、並びに経験が影響するため、この部分がなかなかIT化されてこなかったのですね。

明日は、ヒトが仕訳を作成することの問題点について話します。

NCロゴ小
みんな元気で! NEXT CENTURY

プロフィール

nextcentury

Author:nextcentury
大阪市中央区にある公認会計士が手がけるコンサルティング会社。
主に内部統制コンサルティングや財務デューデリジェンスの支援業務を行っています。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
フリーエリア
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。