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組織(企業)内の会計専門家に関するアンケート調査結果(中間報告)

4月1日に、日本公認会計士協会よりアンケートの結果が中間報告として公表されていますね。
「組織(企業)内会計専門家に関するアンケート調査結果(中間報告)」の公表について

アンケートの対象者は3つです。
(A)上場企業(東証・大証の上場企業約3,680社)
(B)企業内に勤務している会計士(308名。協会に未登録の者97名を含む)
(C)監査法人に勤務する公認会計士等(うち大手4監査法人所属は1,315名)

面白いなと思ったのは、「アンケート結果の中間分析内容」です。
監査法人に就職できなかった大量の試験合格者や、今後出てくる企業財務会計士の就職受け皿を確保したいというバイアスがかかっているように思いました。

たとえば、「上場企業が採用する場合の懸念事項(質問A.3-7)」(複数回答可)では、
・ 年俸で折り合わない可能性が高い
・ 転職の可能性が高い
といった回答がありますが、これに対する分析が面白い。

⑧ 上場企業が採用する場合の懸念事項(質問A.3-7)
複数回答で370 社の回答があり、懸念事項の高いものとして「年俸で折り合わない可能性が高い」と回答した企業が256 社で、次いで「転職の可能性が高い」が164 社であった。
一方で、「年俸」についてはアンケートC質問2-1 等の結果からは、今後多くの公認会計士が上場企業へ転職する可能性があり“会計専門家の労働市場”が形成される過程で調整されると考えられる。
さらに、「転職」についてはアンケートB質問6-4 の結果からは「監査法人から転職した会計士の満足度」が76%と高いことが示され、質問2-1「転職活動中又は転職活動開始予定」が11%であり、比較するものとして、本質問と同条件の数値ではないが、実際の離職率を示すデータとして厚生労働省「平成21年度雇用動向調査結果」の全体の離職率16%や専門的・技術的職業従事者の離職率13%と比較すると、他の産業と比して高いわけではないことが示されている。


「大丈夫、直ぐに辞めないよ」、「会計士も今後沢山余ってくるから、需給バランスによって報酬はそんなに高くならないよ」と言いたいのでしょうね。

まぁ、報酬は確かに需給バランスで決まるから、高望みは無理だと公認会計士の側も気づくと思いますが、転職の方はどうかな~?

私の感覚としては、必要なスキルを身につけられたら、「ステップアップしたい!」とか言って直ぐに辞めてしまいそうな気がするのですが。。。

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株式会社NEXT CENTURY


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Author:nextcentury
大阪市中央区にある公認会計士が手がけるコンサルティング会社。
主に内部統制コンサルティングや財務デューデリジェンスの支援業務を行っています。

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