会社や組織で業務パッケージ・ソフトを利用しているところは多いと思います。
業務パッケージ・ソフトは主に会計・経理や人事・給与などの業務で利用されているほか、
販売管理や購買管理でも利用されています。
このような業務パッケージ・ソフトには、ソフトの開発ベンダーが
グローバル・スタンダードのノウハウを盛り込んで開発していることが多く
実際、これらの業務パッケージ・ソフトを利用する利点として、
業務ノウハウを得られるということが挙げられます。
しかし、一方で日本の中小企業では業務自体がクローズド・スタンダード、
つまりその会社独自のビジネスモデルの場合が多いのも事実で、
これが重要な競争力の源泉になっていることも多い。
その場合に、もし業務パッケージ・ソフトを利用するとしても多くのカスタマイズが必要となるし、
また、カスタマイズでも対応できない場合もある。
業務の効率化やリスクの低減を目的として業務パッケージ・ソフトを導入することが多いが、
多くの場合、導入には、業務自体の見える化、や見直しを行うことが最も重要です。
その中で、現状の業務での非効率な部分を確認することも重要ですが、
自社の強みの部分を確認することも重要になります。
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