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内部統制報告制度(J-SOX)の行方(2)

10月28日に企業会計審議会第19回内部統制部会が開催されたようです。
6月10日に開催されて以来、今後の制度のあり方として、具体的に検討されるようです。
(前回の部会に対する記事はこちら↓)
http://nextcentury.blog61.fc2.com/blog-date-201007-2.html

まだ式次第と討議用の資料しか公表されていませんが、その中の資料4「内部統制報告制度の見直しの主な内容(案)」でおおよその討議内容が判ります。
http://www.fsa.go.jp/singi/singi_kigyou/siryou/naibu/20101028.html



(1) 企業の創意工夫を生かした監査法人の対応の確保
・ 経営者が創意工夫した内部統制の評価方法等について、監査人の理解・尊重
・ 中堅・中小上場企業に対する監査人の適切な「指導的機能」の発揮
・ 内部統制監査と財務諸表監査の一層の一体的実施
(2) 中堅・中小企業向けの簡素な内部統制の取組みの「事例集」の作成
・ 中堅・中小企業向けを中心とした、運用ルールの簡素化・明確化のため、分かりやすい事例集の作成
(3) 内部統制の柔軟な運用手法を確立するための見直し
・ 企業において可能となる評価方法・手続等の簡素化・明確化
(例)毎年、各業務プロセス毎に行われている評価手続のローテーション化
・ 「重要な欠陥」の判断基準の明確化
・ 中堅・中小上場企業に対する簡素化・明確化
(例)必ずしも、組織内のおける多段階で内部統制の評価を行わないことができること等を明確化
(4) 「重要な欠陥」の用語の見直し
・ 「重要な欠陥」の用語は、企業自体に「欠陥」があるとの誤解を招くおそれがあるとの指摘があり、「開示すべき重要な不備」又は「重要な改善事項」と見直すことを検討



また、資料5として「中堅・中小規模上場企業向け事例集(仮称)」があります。


内部統制報告制度において、内部統制の構築・評価・監査に当たっては、企業の状況等に応じた工夫を行い、内部統制の有効性は保ちつつも、当該企業の実態にあった、効率的な内部統制が整備・運用されることを目指している。
本事例集は、制度導入後2年間にわたり、基準・実施基準に基づいて内部統制報告制度が実施されてきた中で、事業規模が小規模で、比較的簡素な構造を有している組織等が、資源の制約等がある中で、様々な工夫を行ったことにより、内部統制の有効性を保ちつつも、効率的に内部統制の評価等を行っている事例を集めたものであり、実務の参考に供するものである。
各事例は、基本的には、概要、事例の前提、関係する基準・実施基準等、事例により構成されている。


議事録が公表されるのが楽しみですね。

NCロゴ小

http://www.next-century.co.jp/
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Author:nextcentury
大阪市中央区にある公認会計士が手がけるコンサルティング会社。
主に内部統制コンサルティングや財務デューデリジェンスの支援業務を行っています。

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