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J-SOXは本当に役に立たない制度だったのか?

本日、大証のジャスダックとヘラクレスが統合されました。
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819596E3E0E2E2E78DE3E0E3E2E0E2E3E2E2E2E2E2E2E2
低迷が続く株価売買高やIPOの回復につながると良いですね。

ところで、全ての上場会社に義務付けられている内部統制報告制度(J-SOX)については、
IFRS導入もからんで一般的には評価はいまひとつと見受けられます。

そもそも投資家保護という視点から、財務報告の信頼性の確保を目的として導入された当該制度ですが、
①企業の負担の増加と、
②J-SOX制度で財務報告の信頼性が本当に確保されるのか?という疑問がその主な原因と思われます。
このことを受け、企業会計審議会における内部統制部会においても色々議論されているのは記憶に新しいところです。
http://www.fsa.go.jp/singi/singi_kigyou/gijiroku/naibu/20100610.html
内部統制に詳しい著名な弁護士の先生とのお話しでも、J-SOX制度について色々問題を提起され、
個人的にもJ-SOX制度の目的適合性には疑問があるのも事実です(一定の効果はあると思いますが・・・)。

けれども、何年もコンサルティングを実施して思うのは、内部統制報告制度の副産物として企業にとって
良いこともあったのではないか?と言うことです。



一番良かったと思うことは、次の2点ではないでしょうか?
①  ブラックボックスになっていた会社業務の可視化
②  PDCAサイクル


RCMを作成する目的としての業務フローや業務記述書を文書化は、
第3者の目があるため正確に作成されなければなりませんでした。その結果として、
会社の経営陣さえも把握できていなかった色々な問題点が報告されたのですが、
このことは、リスクマネジメントの観点からは非常に良かったように思います。
次に良かったのは、可視化された業務の問題点が改善される経路の明確化ではないでしょうか?

いままで不明確だった問題点が経営トップに報告されるようになれば、
適切な意思決定を実施する可能性が高まります。
PDCAを上手く活用できていなかった会社にとっては良いきっかけになったように思います。



http://www.next-century.co.jp/
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Author:nextcentury
大阪市中央区にある公認会計士が手がけるコンサルティング会社。
主に内部統制コンサルティングや財務デューデリジェンスの支援業務を行っています。

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