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RCMについて(その11) ~ キーコントロールはどれか?

前回、コントロールの十分性については、下記3つの視点で検討することがポイントであると説明いたしました。

rcm10-1.jpg

この3つの視点を全て満たすことができるならば、当該コントロールはリスクへの対応度が高いと考えています。

早速本題に入ります。

リスク№1「買掛金一覧表の把握を誤るリスク」は、その内容として2つの性質のものに分けられます。
① 買掛金一覧表が、月次の仕入取引に係るトランザクションデータを要求したとおりに出力しない。
② 買掛金一覧表以外の資料を把握してしまう。

の2つです。

① の方は、3つの視点のうち、「正確性」と「完全性」に関わるものと考えられます。
したがって、これに対応するコントロールは、「正確性」と「完全性」を満たしていれば良いわけです。
ここで付された「アウトプット・コントロール」は、「要求したとおり買掛金一覧表を出力するようにプログラムされている」というものですから、当該コントロールが適切であるならば、買掛金一覧表は漏れ無く、重複無く、正確に出力されることが担保される訳です。

② の方はどうでしょうか?
販売管理システムから適切に出力された買掛金一覧表以外のものが把握されてしまうと、適切な財務情報は生成されない可能性が高まりますよね?
したがって、適切な買掛金一覧表であることが担保されるようなコントロールであれば、良い訳です。すなわち、「正当性」が要求されるのです。

ここでは、「照合」+「アウトプット・コントロール」というITDMCを有力な候補として例示しています。
ITDMCにおけるAC側のコントロールである「アウトプット・コントロール」は、MC側である「照合」を実施する上での担保となるものですから、「照合」そのものが当該リスクに対応しているか否かが問題となります。

「照合」は当該リスクに対応しているでしょうか?

実は、直接的には対応していません(笑)
それでは、どうして「照合」を有力な候補として例示したのでしょうか?
実は、キーコントロール選定基準として挙げた3つの視点が満たされた後に、「経済性」というフィルターに掛ける必要があるのです。

長くなってきましたので、つづきは次回とさせていただきますm(_ _)m

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nextcentury

Author:nextcentury
大阪市中央区にある公認会計士が手がけるコンサルティング会社。
主に内部統制コンサルティングや財務デューデリジェンスの支援業務を行っています。

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