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経理業務を如何にコストダウンするか? (その3)

こんにちは、NC大西です。
「経理業務を如何にコストダウンするか?」の3回目です。

余程大きい会社で無い限り、日常業務にかかる仕訳の作成はヒトが行います。
これがとても大切なところです。

複式簿記は、12世紀頃のアッバース朝のイスラム商人が発明したものがイタリアを経てヨーロッパに広まったのだそうですが、その時から現在に至るまで「仕訳の作成」はヒトが行うことに変わりありません。
変わったのは、手書きの帳面をつけることからコンピュータへ手入力するようになったことぐらいです(その歴史さえ浅い・・・)。

とんでもない事実ですよね。。。何百年も殆ど変わっていないのですから。

どうして仕訳の作成はヒトが行わなければならないのでしょうか?
それは、会計的知見と複式簿記の技術、そして経験が必要だからです。

会計の目的はなんでしょうか?
それは、取引の事実=仕入れたものを販売して儲けるという商売の活動を、情報=試算表や決算書(貸借対照表や損益計算書)として提供することです。
儲かったのかそうでないのか、資産や負債はどれくらいあるのかは、試算表や決算書を見なければ判りません。

事実は、各業務部門が作成した証憑や帳票、あるいは、金融機関の取引明細書に一旦情報化されますが、その一次情報を仕訳に変換して分類・集計して試算表(あるいは決算書)という二次情報を作るのが会計業務です。

この、一次情報を仕訳に変換する作業に、会計的知見と複式簿記の技術、並びに経験が影響するため、この部分がなかなかIT化されてこなかったのですね。

明日は、ヒトが仕訳を作成することの問題点について話します。

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Author:nextcentury
大阪市中央区にある公認会計士が手がけるコンサルティング会社。
主に内部統制コンサルティングや財務デューデリジェンスの支援業務を行っています。

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