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ISO31000(リスクマネジメント-原則及び指針)

少し前になりますが、表題の規格説明会を聴きに行ってきました。
http://www.jsa.or.jp/standard/meeting_02.asp?fn=iso31000.htm

以前のコラム(http://nextcentury.blog61.fc2.com/blog-entry-9.html
)でJIS Q 2001:2001のリスクの定義を紹介させていただき、私も基本的にはその定義を基本に考えてきました。
そのため、発行されたISO31000:2009及び改訂されたISO GUIDE 73:2009のリスクの定義は、なかなかピンとこず、
どんなもんやろか・・・と思って東京まで聴きに行ったのでした。

言うまでもありませんが、従来のリスクの定義は下記のとおりでした。
⇒事態の確からしさとその結果の組み合わせ、又は事態の発生確率とその結果の組み合わせ
(JIS Q 2001:2001のリスク)。
⇒事象の発生確率と事象の結果の組み合わせ(ISO/IEC GUIDE 73:2002)

ISO31000の並びにISO GUIDE 73:2009では、リスクを次のように定義しています。
⇒目的に対する不確かさの影響

この定義上の「影響」は、従来のリスク定義にある「結果」とほぼ同義だと思うのですが、
従来は基本的に「悪い結果」のみを想定していたと思います(例えば、損をするとか死者を出してしまうとか)。
しかし、新しいリスクの定義における「影響」は、「悪い影響」だけではなく、
「良い影響」も含まれるのだということでした。

実際の経営は、ポジティブな影響を主体として計画しているのだから、
ネガティブな影響を小さくするという視点だけでは、最適な経営判断が出来なくなってきた、
つまり、従来のリスクマネジメントそのものが経営者の方針となかなかマッチしなくなってきていることから、
リスクを再定義したとのことです(私なりの解釈ですが)。

確かに、何にもしないのがネガティブな影響を受けない一番のリスクマネジメントと言うことになってしまいます。
リスクテイクするのが、経営ですものね。

なので、これはなかなか良い考え方だと思いました。

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Author:nextcentury
大阪市中央区にある公認会計士が手がけるコンサルティング会社。
主に内部統制コンサルティングや財務デューデリジェンスの支援業務を行っています。

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